就職

2019年1月14日

【就職説明会】「ゼロから1を」作るエンジニアになる!Webエンジニア就職説明会 - 2018年12月15日開催 -

2018年12月15日開催のWebエンジニア就職説明会ではディープロの卒業生が実際に就職することが出来た企業様にお越しいただきました。さらに、その卒業生が第一幕のプレゼンテーションや座談会で後輩に向けてメッセージを送るという場面が見られました。

ディープロが開催する就職説明会の目的とその背景にあるもの

ディープロ では、ソフトウェアエンジニアとして社会で活躍できる人材を輩出することを何よりも重視しています。
その接点と機会の創出のため毎月1回以上の就職説明会を開催しています。
言うまでもありませんが、エンジニアにとって自分がどんな会社に就職するかは将来に直結するとても重要なことです。
なぜなら、プロのエンジニアとして仕事を始めその先もずっと続けていくには本当に自分にあった仕事ができる会社を選び、またその会社から自分が選ばれる必要があるからです。
2018年12月15日開催のWebエンジニア就職説明会では、ディープロの卒業生が実際に就職することが出来た企業様にお越しいただきました。さらに、その卒業生が第一幕のプレゼンテーションや座談会で後輩に向けてメッセージを送るという場面が見られました。
この就職説明会は、言うまでもなく企業とエンジニアの貴重な出会いの場ですがそれだけに留まらず、また別のエンジニアの未来にも繋がっていく可能性がそこにあると感じました。
ディープロ代表の野呂さんはこの会の最初と最後に必ず言う言葉があります。
「良いご縁があれば、ぜひご紹介ください!」この言葉に込められた想いがそのまま形になったものが、就職説明会なのだと思います。

第一部:企業様からのプレゼンテーション

株式会社スナックミー 

CTO 三好 隼人 様

Image from Gyazo

左から、CTOの三好さん、DIC卒業生の塚田さんと鈴木さん

【 私たちはこんな会社です/求める人材 】
  
弊社は、150種類以上の「リアルフードスナック」をお客様一人ひとりのお好みに合わせてカスタマイズして詰め合わせたリアルフードスナックのサブスクリプション(定期購入)BOXを提供しています。
社内でお菓子を製造すると共に、製造の指示書や在庫などをシステム管理しています。
自動化されているところと、手動でやるところを、織り交ぜながら、最初から最後まで全て自分たちでサービスを作っています。
私はもともと建築系の畑違いの業界におりエンジニアではありませんでした。
いつかエンジニアになりたいと漠然と考えていた頃、ちょうど半年ほどAWS等を学ぶ機会があり、その経験を経てこの会社を立ち上げました。

弊社のエンジニアには、私のように業界未経験からスタートした人の方が多いと思います。
しかし、経験が無いからといってパフォーマンスが悪いといった事はなく弊社に入社したディープロの卒業生も今は会社の中心として働いてくれています。
塚田さんは、入社して丸一年になりますが管理画面全般を担当しています。
鈴木さんは、入社2ヶ月で弊社のデータサイエンティストとして、AWSのイベントで登壇しメディアにも取り上げられるという快挙を達成してくれました。

今日は、私の経験からエンジニアとして一人前になるために大切なものについてお話したいと思います。
私は、

  • 謙虚であること
  • 日々の仮説検証を繰り返すこと
  • 一つのものに集中すること

この3つがエンジニアが一人前になるためにとても大切だと思います。
「謙虚さ」は、言い換えるならば学ぼうとする姿勢そのものです。ここを無くしてしまうと成長が止まってしまいます。
「日々の仮説検証」を行うことで、知識が蓄積されるだけでなく、TRY&ERRORの速度も速まり全体像を把握する力が強くなります。
「一つのものに集中」というのは、一つのものを極めることが出来ればその分野で人に頼られるようになります。
また、そこから他のものを学ぶにも学習の仕方やコツのつかみ方がわかっているので効率よく次のジャンルにも進むことができます。
弊社は今、全てのポジションで採用の募集をしています。
やりたいことがあれば、相談にも乗りますので興味がある方は、ぜひご連絡ください。

株式会社スナックミーのホームページ
https://snaq.me/

プレゼンで使用したスライド
https://speakerdeck.com/miyoshihayato/dive-into-code-20181215

採用のお申し込み・お問い合わせ
https://www.wantedly.com/companies/snaqme

株式会社 mofmof

エンジニア 伊藤 佑樹 様

Image from Gyazo

【 私たちはこんな会社です/求める人材 】
  
私たち株式会社mofmofは「サービスを使う人、提供する人、作る人」の3者が幸せなるために「つくって人を幸せにする」をポリシーにしています。
mofmofという面白い会社の名前ですが、これは弊社の代表がmofmofしているものが好きという理由からです。
実際この名前の雰囲気のとおりのアットホームな会社です。
主なサービスには

  • 開発チームレンタル
  • My-ope officeという「人工知能チャットボット」が簡単に作れるクラウドシステム
  • いきなりMVP(実現可能な商品を最短期間でつくる)

というものがあります。
今日は、開発チームレンタルのエンジニア募集で来ましたので、開発チームレンタルの説明を少しさせていただきます。
開発チームレンタルは、自社での受託形式の開発で1~3人のチームで行います。
開発はアジャイル開発がベースになっています。ウォーターフォール型の開発では初期段階で仕様をガチガチに決めますが大抵そのとおりには出来ません。酷い時は、その上でさらに追加で費用がかかる場合もあります。
私たちは、このような状態に陥らないように設計から開発までを短期間で回すアジャイル開発を、mofmof流に調整したモジャイル開発で進めています。
この開発チームレンタルの最も良い点は、仕様変更があることを前提としていることです。
仕様変更は、今の設計をさらに改良したい時におきるものです。仕様変更を取り込むということは、当初よりも更に良いものが出来上がる事を意味しています。
わたしたちは、技術が目的ビジネスが手段という、普通とは逆の発想をもったモノづくりの集団です。
この考え方に基づいて行動するので、原則モノづくりとは関係ないことはやりません。
たとえば、「SES(システムエンジニアの能力を契約の対象とする業務委託契約)」はやりません。
それはコアとなる部分にモノづくりが存在しない場合があるからです。この他にも「根性論」は持ち込みません。
「根性論」ありきの仕事では、チームのパフォーマンスが低下し、良いモノづくりができなくなるからです。
仕事の遅れが出そうな時は、必ず事前に手を打ちますし、無理な要求だと感じたらもっと手間が掛からずに同じ価値を生み出す方法を提案するようにしています。
私たちmofmofにご興味がある方がいれば、ぜひご連絡ください。

株式会社mofmofのホームページ
https://www.mof-mof.co.jp

第二部:座談会

座談会の進め方と主旨
参加者はそれぞれのグループにわかれます。企業側の人は、各グループを順番に周り、そこで、プレゼンでは出来なかったもっと突っ込んだ話しや、参加者からの質問に直接答えます。
同じ目線で向き合うことで、第一部のプレゼンとはまた違った雰囲気となり、互いの距離も縮まって、もっと話しもしやすくなります。

印象に残った質問と回答

株式会社mofmofさんと座談会

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質問

入社後に研修期間はありますか?

回答
2ヶ月間はメンターを付けたトレーニングメニューを用意しています。その後、開発チームレンタルの実務案件にサブメンバーとしてジョインし、小さなタスクからこなしていきます。技術だけでなく、プロジェクトの回し方等も学んで頂きます。

質問

能力的にどれくらいのレベル感が基準ですか?

回答
スクールで学ぶ内容を理解し、Ruby on Rails の基礎が身についていれば大丈夫です。未経験者にハイレベルな知識は求めていません。それよりもポテンシャルを感じるコミュニケーション能力や素直で誠実であることが大切です。

質問

どんな案件を、何人体制で担当しますか?

回答
案件規模はプロジェクトに依りますが、最小限のリソースで最大限の成果を出すことが重要なので、最低限のユーザー体験が回せるものを作ります。新規事業においては、完璧なものを作るよりも、スピードが重要です。0からリリースまで全てを自分一人でこなします。0から作れる人は多くないので、市場価値の高いエンジニアになれます!

株式会社スナックミーさんと座談会

Image from Gyazo

質問

募集しているポジションは何になりますか?

回答
全部のポジションを募集しています。やりたいことがあれば相談にのります。

質問

DICで学んだ事は活かせましたか?

回答 ( 塚田さん )
活かせました。ただし、スクールで学んだものでも、自分の理解が足りてなかったところもありました。これは実際に仕事でその技術を使ってみてわかった事です。

質問

これから会社としてやろうとしていることは?

回答
Real Foodスナック市場を作り、その市場でナンバーワンブランドを創っていきたいと考えています。

おわりに

今回のディープロの就職説明会もとても素晴らしい会でした。
私が感じたテーマはずばり「ゼロから1を」
就職説明会に参加してくれたどの企業様にもプレゼンテーションや、座談会での言葉に必ずこの「ゼロから1を」というフレーズが入っていました。

エンジニアと一言に言っても、所属している会社、ポジション、担当している作業で、やれる事は本当に様々です。
エンジニアという呼び名でも、何も作らない(作らせてもらえない)エンジニアもいますし、アサインされた仕事を指示されたとおりにしかやらせてもらえない作業員のような人もいます。
もはやエンジニアと呼べないレベルかもしれませんが、会社選びを間違えば、いつ自分がこの立場になってもおかしくないのが、現実だと思います。

そんな中、株式会社スナックミーさん、株式会社mofmofさんは、自社サービスの領域拡大または顧客への価値提供のため、「ゼロから1を」一緒に生み出しましょうというメッセージを、就職説明会に参加したエンジニアに言ってくれました。
「産みの苦労」という言葉があるように、「ゼロから1を」つくる仕事は、本当に簡単なことではないと思います。
しかし、ここを経験しその先のステージに辿り着いたエンジニアは本当の意味での安定を手にしている、言い換えるなら「手に職をつける」ことが出来た状態になっていると思います。

Image from Gyazo
DIC専属ライター/SE ライフアドバイザー 尾関博昭

http://selb.jp/ (株) SE LIFE BOAT

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