インタビュー

2022年11月13日

1か月で40社に応募したDIC卒業生が語る!就職活動の「怖さ」と「キツさを軽減する方法」

現在活躍されているディープロ卒業生に、卒業後感じたことや成功談、失敗談などを語っていただく企画「DIC Day D会」。今回は、Webエンジニアフルタイムコースの2022年5月生・吉田大雅さんにお話を伺いました。

現在活躍されているディープロ卒業生をお招きし、プログラミングスクールを卒業した後に感じたことや成功談、失敗談などを赤裸々に語っていただく企画「DIC Day D会」。今回は、Webエンジニアフルタイムコースの2022年5月生であり8月に卒業したばかりの吉田大雅さんに、就職活動にまつわるリアルな体験談をお話いただきました。

【吉田 大雅さんのご経歴】
2016年4月 長崎大学 教育学部 入学
2019年4月 長崎大学 教育学部 休学 
2020年4月 長崎大学 教育学部 復学 
2021年3月 長崎大学 教育学部 卒業
2021年4月 東京都 小学校教員 採用
2022年3月 東京都 小学校教員 退職
2022年5月 DIC 入校
2022年8月 DIC 卒業
2022年10月 都内IT企業 採用
2022年11月 入社予定

吉田大雅さんの体験談

DICへの入校と就活

DICに入る以前は東京の小学校で教員として働いていたのですが、体調を崩して退職をしまして。切磋琢磨をする仲間が欲しくなってディープロに入校しました。DICに通っていた頃は「ラスボス」と呼ばれている万葉課題というものに着手するのが同期の中で一番遅く、同期の仲間にたくさん助けてもらって卒業できたようなタイプでした。

そんな私が就職活動をスタートさせたのは、DICにいるときからです。早くに就職活動を始めた方が、後が楽だと思いました。ところが実際にやってみると、会社にどんどん応募したり職務経歴書や履歴書を書き直すことが、DICの課題とも重なってパンクしそうになってしまいました。それで同時進行は断念してDICに集中することにして。卒業後、あらためて就職活動を再開しました。

就職活動ではとにかくたくさん応募

就活では、とにかくたくさん応募するようにしていました。具体的には9月の前半で26社、後半で14社の合わせて40社、応募しました。そのうちの1社から内定をいただけたので、その時点で他の選考も辞退した形です。

最初は私もいろいろ調べたりして「ここだ!」と思った会社に絞って応募するようにしていましたが、エージェントさんにアドバイスをいただいて、多く応募するようにしたんです。それと「面接は経験してみないと分からないことが多いな」と思ったことも、とにかくたくさん応募するようになった理由ですね。

これから就活する方にアドバイスするならば、2つほど知っておいてほしいことがあります。1つ目が、面接官は面接を受ける人の緊張がほぐれるよう配慮してくださるので、安心して落ち着いて面接を受けてほしい、ということ。もう1つが、志望動機と転職理由は必ず聞かれるので、これら2つはしっかりと固めておくということです。

就活で経験した3つの「怖さ」

就活に関して私が経験した3つの「怖さ」についてもお話したいと思います。

1つ目が「一次面接でpaizaのコーディングテスト」です。これはPaizaにあるプログラミングの問題を一次面接でテストされて、私はボロボロだったので皆さんはぜひ注意してほしい、というお話です。

2つ目が「おすすめの技術サイトを3つ教えてください」という面接官からの質問。これも私は聞かれた当時、1つしか答えられなかったので、こういったことも聞かれるのだと知っておいていただければと思います。

3つ目が「DICの卒業発表会でメンターからフィードバックされていた実装は今どうなっていますか?」という質問です。これはつまり、面接官が卒業発表会の動画を見ていてくれていたんですね。ところが私はフィードバックの実装をほとんど進められていなかったので、もう声も出せなくて。これも皆さんにぜひとも教訓としていただければ嬉しいです。

就活のキツさを軽減する方法

就職活動は正直言って、やはり精神的にキツいです。でも、キツさを軽減することはできます。私がおすすめするのは、就活とは別の目標を作るという方法です。あえて別の目標を作ることで、就活でうまくいかないことがあっても「今日一日私はこれを頑張れたな、良い一日だったな」と思うことができ、それが翌日からの就活の励みにもなります。

私の場合はダイエットとして「1日1万歩を歩くこと」を目標にしていました。大事なのは「1日0.2キロ痩せる」といったような成果を目標とするのではなく、行動を目標とすること。成果を目標にしてしまうと達成できなかった時にかえって精神的負担になってしまいますから。私の場合はそうやってメンタルを安定させて、就活を乗り切ることができました。

就活での反省点

最後に、就活での反省点についてお話します。それは何か?と言うと「日常的にWebの情報や技術をアップデートしておけばよかった」というのと、「もう少し能動的に動けばよかった」ということです。特に2つ目については、私はエージェントさんの話を聞いて自分なりに考えて行動する、というところまでは出来たんですけど、もっと事前に自分で調べて行動するように出来たら良かったな、と思っています。

質疑応答

DICと就職活動を並行する中で一番難しかったことは?

頭を切り替えるのが難しかったです。それと就職活動もDICの課題も、当時の自分にとっては終わりが見えない闘いだったので、それを2つも並行しなければならないというのが不安でしたね。

内定を貰えたから他の選考は辞退したとのことだが、その内定先に決めた決め手は?

就活するにあたって3つだけ「これに当てはまったら就職しよう」と条件を決めたんです。1つ目が「デザインが関係する仕事」、2つ目が「Rubyが関係する仕事」、そして3つ目が「経験が積める仕事」です。内定をいただいた会社はSIerの仕事でして、3つ目の「経験が積める仕事」に当てはまると感じたので、そこに決めました。それと面接官の方と接する中で「人を見て大事にしてくれそうな会社だ」と感じたことも決め手となりました。

エンジニア等の求人募集は実務経験が条件にあるところも多いが、そういった要件は気にするべき?

私自身はあまり気にせず応募していましたが、やはりそういった要件があるところは書類で落とされてしまうケースが多かったですね。とはいえ実は内定をいただいた会社も「実務経験1年」が要件だったんです。それでも何とか入れていただけて良かったです。

これから就活に取り組む人へメッセージを

今日こうしてお話をさせていただくのも、私自身にとってはチャレンジだったりします。こうしたチャレンジをすると自分の至らない点を知れますし、そこからまた成長ができるので、やはりチャレンジすることは大事だと思います。ぜひ皆さんも、就活を含めてチャレンジする心を持っていただければ嬉しいです。

吉田さんが学習されたコースはこちら

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