インタビュー
2024年11月18日40代2児の母が17年勤めた企業を退職してエンジニアに。念願のリモートワークで心が充実する日々を手に入れた。
ディープロの卒業生の中から、就職決定した方をピックアップ。2023年9月に入校し、Webエンジニア4ヶ月短期集中コース(オンライン)で学んだNamiさん。長年事務職を勤めていた企業を退社して、子育てをしながらプログラミングスクールでWebプログラミングを学んだ経験や、ディープロでの学習からの成長、転職後の生活について伺いました。
目次
子どもと自分のために長年勤めた会社を退社
育児休業中にディープロ受講を開始
プログラミングの面白さを知ることができた
困ったら駆け込めば大丈夫と励まされた
理想のキャリアを叶えたことは子育てにもプラス
憧れの仲間との出会いが卒業後も活力に
目標を持ち勉強することで心が充実
卒業発表会のプレゼン資料
プロフィール
Nami(なみ)
新卒で入社した会社に17年勤めた後、「専門職に就きたい」「将来的に、子どもを出来る限り鍵っ子にしないためにリモートワークできるようになりたい」という想いで 2歳と5歳の育児をしながらプログラミングの勉強を開始。独学で半年経った頃に挫折しかけたものの、「ここまで頑張ってきたのに止めるのは悔しい」と考えスクールで学ぶことを決意。
約4ヶ月のディープロでの学習生活の後、2ヶ月の就職活動期間を経て、システムエンジニアとして就職。
子どもと自分のために長年勤めた会社を退社
ディープロ受講前、どのような状況でしたか?
ディープロは、2023年9月に受講を始めましたが、それ以前の 3月頃からプログラミングの勉強をしていました。メンターに付いてもらうサービスを利用してRubyon Railsで簡単なアプリを作成をしたり、Webサイトを模写したりしていました。
しかし、当時のメンターがあまり教えてくれない方でした。自走力をつける方針と言われて、その言葉を信じて苦しみながらも頑張っていましたが、エラーが起きた時にメンターに質問したら、回答してもらえなかったんです。そのエラーに2週間以上悩みましたが結局解決できず苦しみ、エンジニアになるという目標を諦めようか迷いました。けれど、私は、1度始めたことは諦めないタイプのため、どうしようと悩みました。
そんな時、Googleの15分ルールという言葉を知りました。問題が起きた時は、最初の15分は自分自身で解決を試みる。15分後も解決していなかったら必ず人に聞くというルールです。この言葉を知って、もっと人に聞いてもいい
のではと思いました。その頃から、スクールに入って教えてくれる人と共に学びたいと思うようになりました。また1人で孤独だったので一緒に頑張る仲間がほしい
と思いました。。ディープロ受講前は、ショートカットキーもコピーペースト位しか知らなかった
ので、パソコンにメモを貼り付けて覚えました。 子どもにペンでグシャグシャに落書きされたことも良い思い出です。笑
ディープロを受講することで達成したいと思っていた目標はなんですか?
Webエンジニアとして就職したいという目標がありました。
正直なところ、子どもがいるからリモートワークになりたい
と思ったんです。鍵っ子にしたくないという気持ちがありました。
前職は同じ会社にずっと勤めていましたが、仕事の内容は事務で、自分のスキルに専門性がない
と感じていました。このため、専門職につきたいと思いました。大学は理学部卒でプログラミングにも少し関わったことがあるのでできるかもしれないと考え、長年勤めた会社を退社
する決断をしました。
育児休業中にディープロ受講を開始
他のスクールもある中で、なぜディープロを選びましたか?
ディープロを選んだ理由は、3点あります。
1点目は、ディープロのコミュニティに惹かれた
からです。独学で学んでいたため、一緒に頑張る仲間がほしいと思っていました。他のスクールとも検討しましたが、ディープロだけ同期がいたため、即決で決めました。
2点目は、短期間で学んで達成できる
からです。他のスクールは半年など時間をかける必要がありました。育児休業の途中からディープロを始めたため、なるべく早く働きたいと思い短期間で学びたいと思いました。
3点目は、専門実践教育訓練給付金の対象
だったからです。子育て中ですので、お金の問題は重要でした。他のスクールは教育訓練給付金の対象ではなく、ディープロは対象だったため選びました。
カリキュラムや講義内容について、どのように感じましたか?
ボリュームが多く、内容が充実している
と感じました。私は子育てをしながら学習するため、スクール受講時間外の勉強時間は確保できない状況でした。
大変でしたが、ピンチになったらメンターが助けてくれるので助かりました。期間中にきちんと卒業できるようにメンターがサポート
してくれたことが嬉しかったです。卒業してから時間が経っていますが、ちょうど昨日メンターや同期達と飲み会がありました。卒業後も交流できるエンジニアの仲間
ができたことに感謝しています。
プログラミングの面白さを知ることができた
ディープロを受講して良かったと思ったことはありますか?
受講前にメンター付きで独学で学習するサービスを利用していましたが、ディープロでは、独学では得られなかったスキル
を身につけることができたと思います。
例えば、ログで変数の値を確認する方法を教えていただきましたが、そんな方法があることを知りませんでした。その方法を教えていただけたことでエラーを解決する方法も分かるようになりました。プログラミングの面白さを知ることができた
と思います。
スキルの習得において、最も役立ったと思うことは何ですか?
知っているかどうかで効率が変わる、実践的なスキル
を身につけられたことです。私は、C#(シーシャープ)というプログラミング言語を扱う企業に就職しました。
スクールで学んだプログラミング言語Rubyとは異なりますが、言語が違っても共通するプログラミングの基礎事項を学ぶことができたので、かなり効率よく業務を進めることができてると思います。また、以前よりパソコンにかなり強くなったと自分の成長を実感し
ています。前の会社ではパソコンについてわからない時は他部署に聞いていたが、自分で調べて解決できるようになりました。
受講前と比べて、自分自身のスキルや自信にどのような変化がありましたか?
子育てしながら学ぶことは大変に感じましたが、だからこそ「私は頑張った!」という自信を得ることができました
。
卒業課題のアプリを作ることに難しさを感じましたが、難しいところはメンターが助けてくれました。ディープロ受講中は、土曜日も子供をほぼ一日中保育園に預け、頑張って勉強しました。自信を得たことで「頑張ってくれそうな人だな」と企業にも評価していただけたと思います。
困ったら駆け込めば大丈夫と励まされた
講師の指導方法やサポートについて、どのように感じましたか?
メンターが本当に良くて大好き
です。子育てしながら学ぶ状況を理解
してくれました。「子どもがいると大変だよね」と共感してくれて嬉しかったです。
ディープロで学ぶ前に、メンター付きで独学で学習するサービスを利用していた頃は、自走力をつける方針と言う言葉を信じて1人で頑張っていました。
その名残から、最初はディープロのメンターさんにも質問をすることを躊躇っていました。そんな時にディープロのメンターが「もっと聞いてくださいよ」と言ってくれたんです。引き出しを増やすことも大事だからと基礎力をつけるサポートをしてくれました。優しい言葉をいただいて人に頼れるように
なりました。
ディープロ受講中に困難に直面した時、どのようなサポートを受けましたか?
子どもが風邪をひいて、自分ももらってしまったことがありました。発熱や胃腸炎などで休まないといけない時、卒業できるか不安を感じました。
そんな時、「困ったらメンター室に駆け込めば大丈夫」とメンターが励ましてくれました。
卒業課題で出来ないことがあった時は、丁寧に教えていただき、卒業することができました。やるべきことだけでなく、やらなくてもいいことも教えてくれた
のが嬉しかったです。
また教育訓練給付金について、各ハローワークによって対応が違うかもしれませんが、私の地域は一定の期間内で卒業しないともらえない形でした。そこで、期間内で卒業できるようにディープロがサポートしてくれました。
理想のキャリアを叶えたことは子育てにもプラス
ディープロを受講した後、どのような成果を得ることができましたか?
まずは、理想の働き方を実現できる企業に就職
できたことです。念願のリモートワークができるようになり、最初の目標を叶えられたと思いました。
IT関連に強くなった自信を得ることができました。子どもとの時間も沢山取れるように
なりました。
リモートワークだと、体の疲れが全然違います。前職で出勤して疲れていた時は絵本を読んでほしいと言われた時に「眠いから無理だよ」と、つい怒ってしまっていました。
理想の働き方を叶えたことで、ちょっとしたことがあっても、絵本を読んであげられるようになったことも含めて、子どもに対して温かく受け答えできるように
なりました。
学んだことは現在の仕事やプロジェクトにどのように役立っていますか?
上司と会話している時も、ディープロの学びが仕事に活きている
ことを実感しています。
例えば、研修中に「アプリを作って見たら?」と上司から言われた時に、プログラミングを学んだことが活きました。
具体的には、チャットアプリを作ったら良いのではと言われたのですが、そこでオブジェクト指向の考え方を使う場面がありました。
オブジェクト指向は、アプリやソフトウェア開発などの時にプログラムを作る際に用いられる考え方ですが、ディープロで詳細まで学びましたし、オブジェクト思考のグループワークもあり、理解を深めることができていたので自信を持つことができました
。
憧れの仲間との出会いが卒業後も活力に
自分自身の経験を通じて、ディープロ受講を検討している方に伝えたいことはありますか?
ディープロは、同期だけでなく先輩や後輩がいて仲間ができます
。仲間がいることは良いことです。
大変なことは一緒に乗り越えて、絆が深まります。また、良い意味でライバル
でもあります。
優秀な同期や先輩後輩がいると「私も頑張ろう!」と思えますし、独学ではできない新たな目標ができます。その仲間の中に、コードを書くのが早くて頭の良い人がいます。就活の時も良い会社に内定して、凄いなと憧れています。そんな憧れの存在が身近にできることで、就職したことをゴールにせず挑戦を続けようと活力が湧きます。
学んだことを活かして、今後どのような目標を達成したいと思っていますか?
システムエンジニアとして就職したばかりで未だ研修中のため「私は、エンジニアです!」と堂々と言えるくらいのスキルを身につけることが目標です。
後は、お給料をあげて家をリフォームしたいという夢もあります。家族との時間を大切にしながら、今後も学び続けたい
です。
目標を持ち勉強することで心が充実
学んだことは、今後のキャリアにどのように影響すると思いますか?
憧れの仲間のお陰で、卒業後も頑張ることができています。土日もベビーシッターに子どもたちを頼み、勉強しています。
もし、独学を続けていたら憧れの仲間との出会いはありませんでした。仲間のお陰で知ることができた感情が自分を突き動かしている
と感じます。
前職は仕事が簡単で、正直退屈でした。当時は目標もなく、会社の評価制度もしっかりしていませんでした。今は目標を持って勉強しています。心が充実していることを実感
しています。
卒業発表会のプレゼン資料
そんなNamiさんの想いがこもった卒業発表会のプレゼン資料はこちら。